愛犬が急に黄色い泡を吐いた!
でも、愛犬に体調が悪そうな様子は無い。
このまま様子を見るべきか、
病院に連れていくべきか悩みますよね。
特に、一人暮らしで頻繁に病院に
連れていくことが難しい場合なら尚更です。
そんなときは、まずは落ち着いて、
愛犬の様子や吐いた物の状態を確認する
ようにしましょう。
すぐに動物病院へ連れて行かない場合でも、
愛犬が吐いたときの様子や吐いた物を
動画や画像で保管しておくと、後で説明が
しやすくなるし、原因を早く特定するために
役に立ちますよ。
ここでは、犬が吐いた物の状態から
どんな原因や病気の可能性が
あるのかについて、ご紹介していきます。
どんなときに、注意が必要なのか
一緒に見ていきましょう!
黄色や白い泡を吐く時の原因と対処法
犬は空腹状態が長く続いたり、消化が
追いつかない程ごはんを食べ過ぎたときに、
黄色の液体を吐くことがあります。
黄色の液体の正体は、消化液の胆汁で、
ごはんの量が少なかったり、ごはんをあげる
回数が少ないときに、胆汁が胃に逆流して
嘔吐してしまいます。対処法は、原因が
何かによって変わってきます。
もし、空腹が原因なら、
ごはんの量は今までと変えず、
回数を2回だったのを3~4回にするなど
ごはんをあげる回数を増やして
空腹になる時間を減らしてあげます。
3~4回に分けて、ごはんをあげる
時間が無い場合は、
タイマー付きの自動給餌器が
便利ですよ♪
もしも、愛犬の食べ過ぎが原因なら、
一気にごはんを食べさせない工夫が
必要です。
最近では、早食い防止のために作られた
食器もあるので、活用するのも
一つの手ですね。また、満足感が
得られるように繊維質が多いフードに
変えてみるのもおすすめです。
You Tubeで、ゆっくりごはんが食べれる
食器を紹介する動画を発見しました!
1:05辺りから実際に食べるシーンが
始まります。
食べる姿が、とってもカワイイですよ♡
ご興味ある方は、ぜひご覧ください。
注意が必要なのは、犬が白い泡を吐いている
場合です。この場合、胃液か唾液の
どちらかの可能性があります。吐いたのが
胃液なら、空腹かストレスが原因である
可能性が高いです。
もし、吐いたのが白い泡状の唾液だったら、
胃捻転や胃拡張の可能性が考えられます。
胃捻転や胃拡張は、容体が急変して
最悪の場合、死亡するケースもあるので、
すぐに動物病院で診てもらいましょう。
嘔吐の色でわかる原因と対処法
吐いた物と一緒に透明の液体を吐いたら?
愛犬が吐いた物が未消化で、一緒に
透明の液体を吐いたなら、透明の液体の
正体は唾液が考えられます。
唾液と一緒に吐く原因は、
愛犬の喉や食道に異常があって、
飲み込めずに吐き出してしまった
可能性が高いです。
また、愛犬がごはんを飲み込めずにいたり、
口に入れたものを吐き出した場合、
喉や食道に異常があるかもしれないと
覚えておきましょう。
吐いた物と一緒に茶色の液体を吐いたら?
吐いた液体の色が茶色だったら、それは
血液や消化された血液である可能性が
高いです。
嘔吐以外にも下痢や血便などの症状が
見られる場合があって、何らかの
病気が原因で出血が起こっていることが
考えられます。
すぐに動物病院で診てもらうことを
おすすめします。
こんな嘔吐は病気の可能性も!?
吐いた物に血が混じるのはなぜ?
愛犬が吐いた物に血が混じるのは、
病気の可能性が高いですね。
嘔吐と同時に下痢を起こしている場合は、
ガンや胃炎などの胃の疾患である
可能性が高いです!
愛犬の吐いた物に血が混じる場合や
頻繁に嘔吐を繰り返すことが多いときは、
病気を疑うようにしましょう。
震えるのはどうして?
愛犬が嘔吐する以外に体が震える場合は、
消化不良や異物の誤飲が考えられます。
犬は寒さを感じたときだけでなく、痛みを
感じたときにも震えることがあります。
もしも、愛犬が震える場合は、
どこかに痛みがあったり、
病気のサインかもしれないと
理解しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
では、今回の内容をまとめてみましょう。
- 愛犬が吐いたら、そのときの愛犬の
様子や吐いた物を記録しておく - 空腹や食べ過ぎが原因で、黄色の
胆汁を吐くことがある - 白い泡を吐いたら、胃捻転や
胃拡張を疑う - 嘔吐物に血が混じるのは、病気による
原因の可能性が高い - 犬は痛みを感じるときにも、
体が震える場合がある
愛犬が吐いた後に元気そうでも、
放置することでより病気が悪化したり、
命に関わる危険性がある場合もあります。
愛犬に異変があって、判断に困ったり
どうしたらいいか分からない場合は、
動物病院へ行くようにしましょう。
ずっと不安を抱えながらいるよりも、
病院で診てもらって安心することが
出来るのとでは大きく違いますから。