0.基本

ポメラニアンが尻尾を振らない!?振る場合や下がる場合の気持ちとは

「うちのポメラニアンが尻尾を振らない

尻尾は表情のバロメーターとも
いわれているのに、尻尾を振らない
のは、心配になりますよね?

尻尾を振ってくれないと、

・自分に懐いてくれていないんじゃないか?
・病気・体調が悪いんじゃないか?

など、様々な原因が考えられます。

そこで今回は、動物看護士である私が
尻尾の振り方による気持ちや
尻尾を振らない理由について解説します。



ポメラニアンが尻尾を振らないなんてことがあるの!?

犬の尻尾には、感情表現を表したり、
平行感覚を保つなど、様々な役割が
あります。

ポメラニアンが尻尾を振らない場合、
まずは「振らないのか」「振れないのか」
を確認することが大切です。

骨折やヘルニアなどで尻尾を
振ることができない場合があります。

また、尻尾を振るという動作は、
子犬期に親や兄弟などから
コミュニケーション手段として
教わります。

そのため、そのような学習をする前に
母犬や兄弟犬と離されてしまった場合、
コミュニケーション手段として尻尾を
振ることを学ぶことができず、尻尾を
振らない子になる場合があります。

ポメラニアンの尻尾の4つの仕草でわかる気持ちとは

ポメラニアンが尻尾で表す感情表現
には、どのようなものがあるのでしょう。

ここでは、尻尾の向きや振り方別に
表す表現について紹介します。

1.ポメラニアンの尻尾が上がる場合

尻尾をぴんと高く上げている場合は
「自信」の現れです。

尻尾の位置が高ければ高いほど、
より強い自信の表れです。

2.ポメラニアンの尻尾が下がる場合

尻尾が下がっている場合には
「自信がない」ことを示しています。

また、上位の者への服従、恐怖心、
不安、降参の意を示す意味合いも
あります。

足の間に尻尾を挟んでいる際は、
強い恐怖とストレスを感じている
サインです。

このような際は飼い主さんは原因を
突き止め、正しく対処しましょう。

例えば雷などの苦手な音や、大きな
騒音、知らない犬や人に対しての
恐怖心などが挙げられます。



3.ポメラニアンが尻尾を大きく振る場合

大きく横に尻尾を振る場合は、「大好き」
「仲良くしよう」「遊ぼう」など、
親しみを込めた感情や遊びの催促
意味合いが込められています。

この動作をしながら、顔を舐めて
きたりすることもあるでしょう。

大きく横振りをしている際には、
私も好きだよと伝えることや、
なるべく一緒に遊んであげると
良いでしょう。

4.ポメラニアンが尻尾を小さく振る場合

高い位置で尻尾を左右に小刻みに
振る場合は、「威嚇」の意味があります。

自分が優位であると思った相手に
対して取る行動です。

そのほかに、尻尾を小さく振る場合は、
「あいさつ」「自己アピール」などの
意味があります。

犬同士の挨拶の際や、飼い主さんに
自分の位置を伝える際などに行います。



ポメラニアンの尻尾が曲がってる理由とは【先天性の場合

なんだか尻尾が曲がっている。

犬の尻尾が曲がっていることを
「カギ尻尾」とも呼びます。

カギ尻尾は先天性の場合が多く
見られます。

遺伝や、子犬は骨が柔らかい
ため、子犬の時期に何らかの
衝撃で曲がってしまう場合が多く
報告されています。

これは、個性としか言いようがないため、
「うちの子のチャームポイント」として
可愛がってあげましょう。

ポメラニアンの尻尾が曲がってる理由とは【後天性の場合】

後天性で考えられるのは、
ほとんどが骨折によるものです。

事故などで骨折したまま、骨が
くっついてしまったという症例
が多いようです。

骨折した際に動物病院で治療できる
ものありますが、尻尾は細く良く動かす
部位なため、そのままになってしまう
ことも多いようです。

ポメラニアンが尻尾を噛むのにも何か理由があるの?

犬が尻尾を噛むのには、噛み方に
応じて理由があります。

一時的に噛むのは、グルーミングや
たまたま痒かったなどの理由があります。

あまりにも噛む場合は

  • ノミ・ダニがいる
  • 皮膚炎を起こしている
  • 怪我をしている
  • ストレス

といった原因が考えられます。

ノミやダニがいることによる痒みや、
皮膚炎による炎症、怪我による
違和感から尻尾を噛みます。

なかでも気を付けたいのが、
自分の尻尾を追いかけるように
ぐるぐるまわりながら噛む行動です。

これは常同障害というストレス性
疾患の可能性があります。

ひどくなると、最終的に尻尾を
噛み千切ってしまうこともあります。

この場合は、動物病院での治療を
おすすめしますが、ストレスの原因を
突き止め解決しない限り、根本的な
解決には至りません。



まとめ

ポメラニアンには、尻尾を振らない
子も多いようです。

尻尾を振らない原因の多くは、
子犬の頃に尻尾を振るということを
学習できなかったためです。

そのため、尻尾を振らないからと言って、
飼い主さんを嫌っているわけでは
ありません。

ポメラニアンは尻尾を振る以外にも、
表情や仕草で感情を読み取ることが
できます。

尻尾以外にも、表情や仕草を良く
観察して、感情を読み取りましょう。

また、振らなくても尻尾の高さである
程度の感情を読み取ることができますよ。