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トイプードルの脱臼の症状は?知っておきたい病気のサインを解説

トイプードルは現在日本で
人気犬種のひとつですね。

可愛い見た目に穏やかな気性は
日本人の好みにバッチリなようです。

でもトイプードルは
流行っている分、悪質なブリーダーが
無理な繁殖をさせたりすることが
あります。

無理な繁殖は遺伝子疾患を誘発させ、
その疾患の中には脱臼などの
整形外科疾患も多くあります。

特に脱臼は重症度が進んでいく
ものもあり、痛みも出てくるので
あまり放っておきたくはないですよね。

早めに手術に踏み切ることで、
生活の質が劇的に改善するものも
あります。

そこで、トイプードルの脱臼の症状や
治療法などを紹介していきます。

トイプードルの脱臼の症状とは?

脱臼の位置にもよりますが、
トイプードルが脱臼したときに
起こり得るのは激痛です。

脱臼とは骨がはまるべき場所から
ずれてしまっている状態です。

腱が伸びて炎症が起きて、
周りの筋肉にも痛みが生じます。

そのため見た目上の症状は、
患部を動かしたがらない様子が
見られます。

首の亜脱臼なら首を動かさない、
股関節なら歩かない・患肢側を
挙げるなどです。

首の場合には完全に脱臼すると
神経にダメージが波及し、
即死につながるため注意が必要です。

トイプードルの身体の特徴上、
脱臼しやすいのは頸椎、膝関節、
股関節です。

この3つの部分は先天的に弱い子がいて、
普通の生活を送っていても
脱臼することがあります。

トイプードルの脱臼の主な3つの原因はなに?

トイプードルの脱臼は、
何故起きてしまうのでしょうか。

よくある原因を紹介します。

トイプードルに限らず小型犬種は
筋肉と靭帯が弱い子が多いので、
トイプードルじゃないけど小型犬を
飼っている方は注意してくださいね。



1.転落

高いところから転落してしまう事故も、
脱臼につながってしまいます。

トイプードルは基本的に
陽気な性格をしています。

それも含め子犬は高所から
落ちる危険性を知らないという、
経験値の不足があります。

かなりの高い場所から平気で
ジャンプする子がいるため、
若い犬であればあるほど
注意してください。

骨が細い犬種なので
骨折も心配なところなのですが、
おかしな体勢で着地をしたりすると
脱臼することもあるんです。

対策としては高いところに
犬がいるときには目を離さない。

トリミングや診察などの
理由がない限りは高いところに
犬をいさせない。

犬は平面で生活する動物なので
猫とは違い関節も固いため、
脱臼しやすいです。

その特性を知っておいて、
日々の生活を注意してあげてください。



2.落下させる

抱っこしようとして、抱っこしていて
腕から落下するという事故も多発します。

トイプードルが子犬のときに脱臼する
原因としては、転落より落下させる
ことの方が多いです。

じっとしていることが苦手な若い犬は、
降りようとして暴れ
落下したりするんです。

また、抱っこ慣れしている子は
高いところからでも人の腕の中に
勢いをつけてジャンプしてきたりします。

キャッチしそこねると
脱臼してしまうような落下事故に
なるので、これも生活を平面で
させることで予防していきます。

子供の腕からの高さであっても、
トイプードルにとっては
かなりの高さになること
意識しましょう。

よく発生するのは
お子さんだけで犬の面倒を
見ていて、落下させてしまう
事故です。

できれば大人の目の届くところで、
床に座った状態で
トイプードルを抱っこするよう
統一するようにしましょう。

大人も犬を落下させる方が結構
多いので、気を付けるにこしたことは
ありませんよ♪

3.関節の形成異常

先天的に脱臼しやすい子に関しては、
関節の形成異常が
存在することが多いです。

膝蓋骨脱臼はもちろんのこと、
環軸不安定症や股関節形成不全症などが
多い先天性疾患です。

脱臼は骨がはまっている孔が
浅かったり溝が浅かったりすることで
靭帯に負担がかかり、
骨がずれてしまうことで起きます。

膝蓋骨の場合には、膝蓋骨が
スライドする溝が浅いことがあります。

股関節の場合には、大腿骨頭が
はまっている孔が浅い場合が多いです。

骨は靭帯と筋肉でしっかりと
固定されているべきものなので、
生半可な衝撃では外れません。

「外れやすい」という背景には、
そもそもの先天性の原因が
隠れていることも多いのです。



トイプードルの脱臼を予防するにはどうすればいいの?

トイプードルの脱臼は、どのようにして
予防すれば良いのでしょうか。

脱臼とは、基本的には関節に強い衝撃が
加わったことで起きます。

そのため、関節に無理な動きを
させないのが大切です。

関節は捻る動きで外れやすいので、
滑りやすい床の上で転んで
捻挫したり暴れて腰を捻る動きで
脱臼することがあります。

滑らないようにカーペットをひく、
足裏の毛をカットする、一か所の
関節だけを無理やりおさえないなどの
生活面での注意をしましょう。

トイプードルの身体のほうの
注意点としては、筋肉を
しっかりつけます。

お部屋の中だけでも良いので
適度に遊んであげて、
骨にくっついている靭帯や筋肉を
強くするんです。

もちろん栄養素も重要で、
良質な総合栄養食を与えましょう。

良い筋肉は、良質な栄養素から
作られます。

また、肥満も関節に負担をかけます。

適正な体形を維持するよう
心がけてくださいね。



トイプードルの脱臼の治し方!主な治療法について3つ解説

トイプードルの脱臼は、
どんな治し方があるのでしょうか。

脱臼はこの3つを組み合わせて
治療していくので、
ひとつひとつ説明していきますね。

1.脱臼の整復

脱臼は関節から骨が
外れてしまっている状態なので、
まずは整復を行います。

これは非観血的方法(切らない方法)と
観血的方法(切る方法)があります。

どちらにせよ痛みを感じることが
多いので、股関節のように強固な関節が
脱臼している場合には
整復に麻酔が必要になります。

意識のある状態だと痛みで筋肉に
力が入ってしまうし、凄い勢いで
抵抗するため整復は絶対無理です。

例外は膝蓋骨脱臼で、
簡単に外れる分簡単にはめ治せます。

元々骨が強い子で膝蓋骨が外れると
簡単には戻せませんが、
元々関節が緩い子は戻しやすいんです。

ただし重症だと戻せないので、
外科手術適応になります。

2.患部の固定

戻した骨がまた外れないように、
患部の固定を行います。

脱臼した関節は周りの靭帯が
伸びてしまっていることが多いので、
骨をはめ治してもそのままだと
また外れてしまうためです。

患部の固定は部位に応じて
バンテージを行っていきます。

このバンテージも、
よほど大人しい子以外は
鎮静もしくは麻酔をかけて
行われることが多いです。

暴れて不十分な固定になってしまうと
治るのも遅れてしまうので、
トイプードルが動かないように
することは大切です。



3.外科手術

非観血的方法で整復しても
すぐに外れてしまったり、整復が
不可能な場合には観血的方法、
つまり外科手術が適応になります。

ピンやワイヤーを使って関節を
固定したり、骨を切って
形を整えたりします。

ピンやワイヤーを使った方法は、
膝蓋骨と股関節両方に使われます。

骨を切るのは厳密には根治治療ではなく、
関節の機能改善のための対症療法です。

元々の関節形成不全の場合には
固定ではまた外れてしまうことや
痛みが生じることがあるため、
骨切り手術が適応になることがあります。

これは、股関節形成不全の治療として
行われることの多い
大腿骨頭切除術が有名です。

この手術後のわんちゃんの動画を
紹介しますね。

しばらくこういう歩き方になるし、
傷が完治しても
少し違和感のある歩き方に
なってしまうことも多いです。

トイプードルの脱臼の手術!費用はいくらくらいかかるの?

トイプードルの脱臼、
なんだか治すのが大変そうですよね。

いくらかかるのかも心配になります。

大体ですが、
費用は10~30万円くらいです。

脱臼の種類、使う道具にもよるし、
病院によっても価格は違います。

そのため費用制限がある場合には
獣医師とよく相談して、どのレベルの
処置が必要でどこまでを希望するのかを
考えましょう。

脱臼が後天的な場合や
保険のプランによっては、
保険適応になります。

そのため費用が高額になりがちな脱臼が
心配ならば、ペット保険に
加入しておくことをおすすめします。

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費用面で治療を諦めないと
いけないことがないように、
保険をぜひ検討してみてください。



トイプードルの脱臼の応急処置はどうする?

トイプードルが脱臼してしまったと
考えられるとき、どんな応急処置を
すれば良いのでしょうか。

おうちでやってほしいのは、
とにかく犬を落ち着かせて
安静にさせること。

脱臼したトイプードルは、
痛みで興奮状態のこともあります。

飼い主さんを噛むほど
興奮しているときには手を
出さないほうが良いです。

怯えている時には
安心するよう側にいてあげてください。

患部には触らず、
病院に連れて行けるくらい落ち着いたら
すぐに病院へ行きましょう。

無理に患部を伸ばしたりすると、
余計に組織のダメージが
強くなることがあります。

脱臼の程度や部位を確認するためにも、
早めに病院で診察を受けましょう。



トイプードルは脱臼をしやすい犬種なの?

トイプードルは骨が細く長い犬種です。

そのため骨折をしやすいという
特徴はあります。

ですが、脱臼は骨格が
しっかりしていれば通常の動きでは
滅多に起きません。

骨がしっかりと連結していて、
筋肉や靭帯が正常ならば
動物はそうそう簡単に
脱臼しないはずなんです。

脱臼に関しては、遺伝的に関節が
弱い血統だと起こしやすい傾向が
あります。

本来そのような血統のトイプードルは
繁殖には使用してはいけませんが、
悪質なブリーダーだと遺伝的な問題を
無視して繁殖することがあります。

そのため、どうしても脱臼しやすい
素因が心配なら優良ブリーダーさんから
子犬を購入してください。

まとめ

トイプードルの脱臼について、
気になることは解決できたでしょうか。

  • 正常な関節では
    よほど強い衝撃じゃないと
    脱臼しない
  • 先天的に関節の形成不全が
    あると、脱臼や関節炎を
    起こしやすい
  • 重症の場合には手術も検討すべき

トイプードルは小型化を重ねているため、
ちょっと骨や関節が弱い子が多めです。

ですが、適切な栄養摂取や血統を
気を付けることで
発症を回避できることもあります。

脱臼は重症化すると生活の質を
著しく下げてしまうため、
できれば避けたい疾患です。

環境、食事、血統など脱臼の要因は
沢山あるため、可能な範囲で良いので
脱臼し辛い状況を作りましょうね。

トイプードルの骨折についても
紹介しているので、
チェックしてください↓

⇒トイプードルの骨折の治療!治療方法や必要な費用の相場はいくら?

トイプードルは橈尺骨の骨折が多い為、
折れないように気を付けましょう。