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トイプードルのパテラの症状!原因や治療法は何がある?

トイプードルは現在日本で
大人気の犬種ですね。

頭が良く、ふわふわの被毛に童顔、
毛が抜けにくいということで
日本人の好みに合っているようです。

そんなトイプードルにも、
純血種にはつきものの
好発疾患があります。

色々あるのですが、
細い骨に関係した疾患もそのひとつです。

多いのが膝蓋骨脱臼で、
通称でパテラと呼ばれます。

進行性の疾患で、重度の症状だと
歩けなくなってしまうこともある病気。

でも、パテラについて知っておいて
生活などに気を付けるだけでも、
進行をゆっくりにできることが
あるんです。

そこで、トイプードルのパテラの症状や
治療について紹介していきます。

トイプードルのパテラの見分け方は?どんな症状が出るの?

パテラ(Patellar)とは膝蓋骨のことで、
膝蓋骨脱臼は正式には
Patellar Dislocationといいます。

長いので、通称はパテラと
呼ぶことが多いんです。

症状は膝蓋骨、つまり膝のお皿の骨が
おさまるべきところから
脱臼してしまうことです。

分かりやすい症状は、後ろ脚の挙上。

捻挫や関節炎との見分け方としては、
痛くなさそうなのに後ろ脚を
挙げっぱなしというところ。

膝蓋骨太もも側からついている筋肉は
緊張するとひざを伸ばす筋肉(伸筋)
なのですが、外れている状態だと
脚を曲げてしまう働きをするんです。

一見スキップのような動きに
見えることもあるため、
注意して観察してください。

重症度別の、膝蓋骨の状態を
紹介した動画を載せておきますね。

骨折や前十字靭帯断裂との
見分け方としても、
痛みがないかは重要です。

ただしこの外れた衝撃が強いと
周りの関節に炎症が起き、
痛みを生じることもあるので
絶対ではありませんが・・・。

また、トイプードル自身が
膝蓋骨が外れた衝撃にびっくりして、
痛みがないのに後ろ脚をしばらく
挙げっぱなしにしていることもあります。

トイプードルがパテラになる2つの原因

脱臼と言うのは、パテラに限らず
この2つが根本的な原因のことが
ほとんどです。

骨のはまりが浅いことと、
靭帯が弱い・伸びてしまっていること。

遺伝的な要素が大きいため、
トイプードルに限らず小型犬種は
膝蓋骨脱臼になる可能性が高い
ということを念頭におきましょう。

それぞれの原因について
紹介していきますね。



1.太ももの骨の溝が浅い

パテラは、大腿骨の滑車溝という溝に
はまりながら靭帯の伸び縮みに合わせて
上下しています。

この溝が浅いと、パテラのはまり方が
不十分になってしまい
外れやすくなるのです。

大腿骨は、ふとももの骨のことです。

ここの溝の形成が不十分ということは、
他の部分の溝やくぼみの形成も
不十分な場合があります。

多いのが股関節で、
膝蓋骨脱臼を患う子は寛骨の
形成不全による股関節脱臼も
併発する子がいるんです。

骨の形成というのは遺伝的要素が大きく、
このような骨の特徴を持つ犬は
繁殖に使用しないのが理想的です。

2.膝蓋骨を支える靭帯が弱い

これも脱臼全体に言えることですが、
筋肉を繋いでいる靭帯が弱いと、
靭帯がずれやすくなります。

靭帯の弱さをカバーしようとするため
大腿四頭筋のバランスも悪くなり、
更に膝が弱ります。

重度になると普通に脚を
曲げ伸ばししているだけでパテラが
ポコポコと外れてしまい、膝蓋骨脱臼の
進行が助長されてしまうんです。

脱臼を繰り返していても
これは起きえます。

柔道選手などで肩が
はずれやすくなってしまっている人は、
脱臼を繰り返していることが理由です。

「脱臼がクセになってしまっている」と
いう状態、聞いたことないでしょうか。



トイプードルのパテラを予防する2つの方法は?

トイプードルの膝蓋骨脱臼を、
予防できる方法はあるのでしょうか。

そもそもパテラが外れやすいのは
遺伝的要因が大きいのですが、
なるべく膝に負担のかからない動きを
することはできます。

そのために主に2つの生活習慣に
気を付けてほしいので、紹介しますね。

1.適正体重を保つ

かなり大事なのは、
適正体重を保つことです。

同じトイプードルという品種であっても
骨格の大きさがかなり違うことも
あるため、体格を見ていきます。

犬種図鑑などには平均4kgとは
書いてありますが、6kgくらいで
ちょうど良い子もいますよね。

そのため、触り心地で判断します。

あばら骨を触って、お肉の下に
あばらが触れるのが
ちょうど良い肉付きです。

ごりっと触れるのは痩せすぎ。

触れないのは太りすぎです。

また、犬は絶対にくびれができる
動物なので、腰回りがキュッと
くびれているかも見るポイントです。

トイプードルのダイエットの方法に
ついても紹介しているので、
チェックしてみてください↓

⇒トイプードルのダイエットの方法!肥満の原因や解消法を解説

肥満は膝蓋骨脱臼以外にも
様々な病気の原因になります。

なるべく健康でいたいなら
体重管理はしっかりとしましょう。

2.フローリングは避ける

滑りやすいところだと、
トイプードルは無理な力をかけて
踏ん張ろうとします。

この無理な踏ん張りが膝に
負担をかけてしまうので、
フローリングに限らず滑りやすい床は
避けるのが無難です。

カーペットやパズルマットなどを敷いて、
犬が無理なく起立できるように
してあげてください。

この環境は、年をとって
足腰が弱ったときにも
歩きやすくなるため犬に優しいんですよ。

また、足裏の毛を定期的に
カットしてあげるのも意外と重要です。

足裏の毛が伸びていると汗による
滑り止めができず、滑ってしまいます。

トイプードルは絶対にトリミングに
行くので、そのときに足裏を
しっかりとカットしてもらってください。



トイプードルのパテラの治療法は何がある?

トイプードルの膝蓋骨脱臼の治療法は、
外科的なものと内科的なものに
分かれます。

根治を目指すなら、外科的なものが
適応です。

外科的なものはパテラのはまる滑車溝の
形成術や靭帯固定などの手術になります。

内科的なものは炎症のあるときには
痛み止めを使い、維持には
関節系のサプリメントという緩和療法。

内科的な治療は根治するわけでは
ないので、徐々に膝蓋骨脱臼が
進行していくこともあります。

子犬で骨や筋肉が発達途中の場合には、
自転車こぎ運動などのリハビリや
マッサージによる治療なんてものも
あります。



トイプードルのパテラは手術で完治!費用はいくらくらいかかる?

トイプードルの膝蓋骨脱臼の根治は、
手術。

でも、動物医療は高額です。

整形外科領域となると、道具を
特殊なものを使うため
どうしても高くなってしまうんです。

手術を受けさせたくても、
費用がどのくらいかかるかは
気になりますよね。

手術の費用は、トイプードルくらいの
小型犬なら片足の場合
20~30万円くらいのことが
多いようです。

費用は病院によってもかなり違うため、
トイプードルに手術を受けさせると
決めた場合には手術をしてくれる病院と
よく相談してくださいね。

たまに相場と違うとクレームを仰る方も
いますが、使う道具も獣医師の熟練度も
病院によって違います。

ピンなどの道具の原価だけで
手術料が決まっているわけではないので、
相場は存在しないと考えましょう。

高額な治療には保険が
大きな味方になってくれます。

膝蓋骨脱臼は先天性疾患として
扱われている保険会社もあるので
保険の範囲を確認しましょう。

もしかすると一生
付き合っていく疾患かもしれない
ので、保険が役にたつかも
しれません♪

ペット保険の比較サイトを
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保険は加入時に症状が発症していない
病気しか適応にならないことも多いため、
愛犬に合った保険を選びましょうね。



トイプードルのパテラのサプリメントはこれ!予防にも効果的

トイプードルの膝蓋骨脱臼に
効果のあるサプリメント
あるのでしょうか。

犬にもグルコサミンや
コンドロイチン硫酸を使用することは
あります。

パテラの周りの関節のケアのためです。

これらは抗炎症剤や生活改善、
マッサージなどと併用することで
相乗効果をもたらすとは言われています。

その子によっても効果が違うので、
使ってみて効果があればラッキー
くらいにとらえておくと
良いかと思います。

グルコサミン配合のサプリを
ひとつ紹介しますね。

モリンガなどアンチエイジングに
役立つ成分も配合されているので、
エイジングケアとして
使用しても良いでしょう。

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乳酸菌も入っているので、
お腹の環境改善にも役立ちますよ♪



トイプードルはパテラになりやすい犬種って本当なの?

トイプードルは、正直なところ
膝蓋骨脱臼を発症しやすい犬種です。

元々骨が細く、股関節形成不全や
環軸不安定などの関節疾患全般が
多いんです。

膝蓋骨脱臼の場合は
パテラのはまる滑車溝が遺伝的に
形成不全を起こしていることが多いです。

そこから派生して
靭帯の脆弱化やずれが生じてきます。

本来骨形成不全を起こしている犬を
繁殖に使用してはいけないのですが、
今日本ではトイプードルブームです。

骨の強さよりも見た目の可愛さ、
カラーの珍しさ、小ささを優先して
交配させるブリーダーも多い。

弱い個体が産まれることも
かなり多くなっているんです。

これはトイプードルだけではなく
他の小型犬種にも生じている問題です。

いつまでも子犬のような容貌の犬が
人気になりがちですが、本来動物は
成長してしかるべきものです。

3kgくらいって言われたけど、
適正な体形で6kgになった」なんてのは
むしろラッキー。

絶対ではありませんが、
身体の大きな子は骨も太く筋肉も
しっかりしていることが多いからです。

まとめ

トイプードルの膝蓋骨脱臼について、
基本的なことは予習できたでしょうか。

  • パテラは膝蓋骨脱臼の略称として
    よく使われる
  • スキップするような歩き方は注意
  • 根治治療は整形外科手術
  • トイプードルは膝蓋骨脱臼の
    好発犬種

トイプードルは好発疾患も多いですが、
頭が良く飼いやすい犬種でもあります。

膝蓋骨脱臼になりやすいことを
知っておき、なるべく発症しないように
管理してあげてくださいね。

もし発症してしまっても、
そこまで悲観するものでもありません。

痛みのコントロールさえうまくいけば
幸せに暮らしていけるのが
関節疾患です。

重症なグレードに進まないように
膝に負担のかからないように
生活させてあげてください。

トイプードルの好発疾患として、
白内障もあります。

白内障についても紹介しているので、
チェックしてみてください↓

⇒トイプードルの白内障の症状を解説!病気の初期症状や治療法とは?

年をとると白内障になってしまう子も
多いですが、どんな病気か
知っておくことで重症化を防ぎましょう。